新型コロナウイルスが与えるFAS業務への影響
新型コロナウイルスの影響が続々と表面化しています。
担当するFA業務の多くは中断し、いつ再開するか不透明な状況。
とくにアウトバウンドは壊滅的で、クライアントが現地で実地調査や交渉ができないのでプロジェクトが前に進まない。
すでに動いているプロジェクトはクローズにこぎつけたとしても、新規はしばらく出てきそうにありません。
一方でValuation業務は株やのれんの減損テストで、M&A不振を相殺できるかもしれません。
多額の損失リスクのある減損テストは報酬水準が高く、場合によっては新規投資の評価を超える金額が発生することもあります。
今日もこんな発表がありましたが、一体いくらの報酬が発生しているのか気になるところです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020032500916&g=eco
FAS業務は好景気・不景気どちらでも業務が発生するのでバランスが取れているビジネスといえます。
不景気には他にも事業再生業務が盛り上がります。
ただし好景気の方がクライアントにとっては望ましいので、早く収まることを心待ちにしています。