計画期間中に増資予定の会社のバリュエーション
DCF法で評価する会社が計画期間に増資を行う場合があります。
その資金を投資にまわして成長を見込んでいる。
バリュエーションにてその増資によるキャッシュインをどう取り扱うか論点となります。
増資額がその時点のFair Valueを基礎に決められるのであれば、バリュエーションでキャッシュインは無視して良いと思います。
既存株主と新株主が手にする一株価値は同額となるためです。
一方で増資が割安で実施されるのであれば新規株主が得になり既存株主は損することになるため、既存株主の一株価値は相対的に低くなるはずです。