2019年 心構え3つ
新年あけましておめでとうございます。
2019年は米国株価の急落と急騰から始まり、2018年末から引き続きリスクの高いマーケット状況が続きそうです。
一方で日本企業の業績は堅調であることから、株価が下がりM&Aが活発化なんてことになるのを期待しています。
さて、新年ということで1年の心構えを書きます。
① 美意識を鍛える
② 考えるよりも先に行動する
③ 顧客目線の仕事をする
① 美意識を鍛える
ロジカルに考えるのも大事だけど、直感的に美しいと感じることを重視して、
クライアントへのアドバイスや成果物を成果物を仕上げます。
2018年後半から担当するプロジェクト数が急増し、個々のプロジェクトに割ける時間が短くなっています。
短い時間でロジカルに思考しようとすると詰めが甘くなってしまったり、最悪締め切りに間に合わない事態が出てきます。
会計士というと積み上げ式の思考を好むイメージがありますが、ご多分に漏れず私も大好きです。
ただこのままでは限界だと感じています。
まず時間的制約。
加えて、バリュエーション手法がコモディティティ化しているためロジカルに考えた結果では競合と同じサービスとなってしまい、差別化できません。
そこで自分が直感的に美しいと思えるゴールをまず設定することにします。
当然そのゴールが論理的かどうかは作業の中で確認しますが、まずゴールを決めることで迷わず突っ走ることができます。
またそのゴールは私の美意識から生み出されているものですから、他者と差別化されたオリジナルなものです。
良し悪しはありますが、他者とは違うサービスであるだけでも価値はあるのではないでしょうか。
山口周氏の著書「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」」より。
https://www.amazon.co.jp/世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか-経営における「アート」と「サイエンス」-光文社新書-山口-周/dp/4334039960
具体的なアクション
・詩を読む
・哲学を学ぶ
・ブログを書き続ける(美しい文章を目指す)
② 考えるよりも先に行動する
まず行動して、感情は後からついてくるようにします。
行動する前にあれこれ考えて不安になることを避けます。
多忙になると表情が曇ったり、姿勢が悪くなることで、病みのスパイラルに入ってしまいます。
その結果気持ちが落ち込んでしまうことを止めたい。
リチャード・ワイズマン氏の著書「その科学があなたを変える」にある「As Ifの法則」によれば、
ネガティブな行動をすることでネガティブな感情になり、逆にポジティブな行動をすればポジティブな感情になるとのこと。
一般的には「感情→行動」の順だと考えられるが、「As Ifの法則」によれば「行動→感情」の順です。
ただ笑顔や良い姿勢を保つことで、仕事にポジティブな感情で取り組むことができるなんて、お手軽ですよね。
https://www.amazon.co.jp/その科学があなたを変える-リチャード-ワイズマン/dp/4163767509
具体的なアクション
・笑顔キープ
・姿勢を良くする
・ダンスを再開する(あらゆる行動の中でポジティブな活動に繋がるのはダンスであるそう)
③ 顧客目線の仕事をする
顧客の置かれた状況に共感し、ともに課題に取り組みます。
仕事の基本ですが、つい自分中心に考えてしまうことがあります。
時間が足りないからできない、など。
もちろんできないこともありますが、理由をきちんと説明してどこまでできるのかを説明します。
さらに最も大事なのは、決して顧客を蔑ろにしているわけではないことを理解してもらうことです。
手間はかかりますが、後々の仕事は進めやすくなりますし、顧客に役立っていることを実感して充実した気持ちになります。
具体的なアクション
・電話が取れなかったときは即折り返し
・会話は笑顔+明るい声