線形か非線形か(直線か曲線か)
「データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る」という本を読んでいます。
理解不足が多々ありますが、考え方のエッセンスを知るだけでも面白いです。
第1部は線形性について。
線形(直線で比例的に増加)で説明される事象が、実は非線形(曲線である点を超えると反比例的に減少)であったりする。
増加し続けるにも限度があって、どこかで破綻するということ。
例えば税率と税収の関係について。
横軸に税率、縦軸に税収をとると、税率が上がれば税収は増える。
ただし税率を上げすぎると労働意欲が下がって課税所得が減るので、税収も減ることになる。
他にも財務レバレッジ(上げすぎると倒産リスクが高まる)やお金に対する欲望(儲けすぎると寄付する、ビルゲイツ)なども同じか。
時系列で考えて、最後まで想像しきること。
自分の頭できちんと考えることが大切だと思いました。