J-REITの株価低下
コロナショックでJ-REITの株価が軒並み低下しています。
東証REIT指数は2月から3月にかけて2,200から1,200まで低下し、直近で1,600まで戻しています。
外出自粛による小売りやホテルといった物件から退去が予想されることがひとつの要因ですが、加えて投資家の換金売りも株価低下を加速させたようです。
というのもJ-REITの運用資産の内訳をみるとオフィスが40%程度を占めており、住宅も15%程度あります。
オフィスや住宅は不動産の中でも比較的景気に左右されず安定収益が見込めるので、過度に悲観する必要はないのではないでしょうか。
とはいえリモートワークや地方移住が進む可能性があるので長期的には退去の影響があるかもしれません。
まだまだ未知数であり株価に織り込みずらく、今の株価が妥当かどうかは判断が難しそうです。