収益認識基準と消費税
監査法人の会計アドバイザリー業務として収益認識基準の導入コンサルティングが流行っているとか。
JSOX, IFRSに続くブームということでしょうか。
いち会計基準の導入で大袈裟だなと思っていましたが、システム改編も絡む大きな問題のようです。
例えば消費税。
収益認識基準では商品対価の受領後にアフターサービスなどの提供可能性がある場合、その分売上を繰り延べます。
一方で消費税は当初の対価受領時に全額仮受けることになり、また課税売上として認識する必要があります。
会計上の売上繰延分は契約負債として負債計上されますが、その分の消費税は繰延べられません。
法人税は会計に合わせられる一方、消費税は旧基準のまま。
どうせならすべていっぺんに変えてもらえると有り難いのですが。