混沌としたロシアを垣間見る
旅行の最終目的地はモスクワ。
とはいってもトランジットでの待ち時間ですが。
明け方の4時ごろ到着し、19時のフライトまでに弾丸で観光してきました。
美味しいロシア料理
正直、あまり期待していませんでした。
ロシア料理は知名度高くないですよね。
しかし実際食べてみるとかなり美味しかったです。
まず空港で朝飯のボルシチ。
調理場のないカフェで注文したので明らかにレンチンメニューですが(実際に出来上がりのチーンが聞こえた、、、)、それでも十分に美味しかったです。
少ない具材でトマトの味が中心のシンプルな作りだったのが良かったのかもしれません。
実際その後街中のレストランで食べたボルシチよりも美味しかったので、初心者にはちょうど良かったです。
このビーフストロガノフが絶品でした。
柔らかな牛肉をシンプルな塩胡椒中心の味付けと、ポテトの組み合わせが相性抜群。
トルコ・アイルランド・ポルトガルとまわってきましたが、ロシア料理が断トツで美味しかったです。
極寒の赤の広場
定番の赤の広場にも行ってきました。
ただ運悪く雨風が強く気温ひと桁台の悪条件。
短時間で切り上げましたが、聖ワシリー寺院は見応え十分でした。
カラフルな外観はもちろん、内部は花柄の壁が広がる独特な作り。
キリスト教の教会建築としては、イスタンブールのアヤ・ソフィアからの流れを組んだドーム式とのことです。
モスク好きにはたまらない建築様式です。
ここは寒さを我慢してたっぷり1時間ほど堪能しました。
モスクワの人々
英語のレベルが日本人と変わらず、コミュニケーションに苦労しました。
冷戦時代にアメリカと敵対していており英語教育が無かったことから、当時教育を受けていた世代は英語を使うことができないようです。
近年は解禁されたようですが、他国の人々に比べて話すことにかなり抵抗感があるように見えました。
空港のカフェ店員も全く話せませんでした。
ロシア人の英語力は日本人と同等という調査もあります。
ただ話せなくても歓迎してくれている気持ちは伝わってきたので、嫌な思いはしませんでした。
たった数時間でしたが、ロシアはかなり濃い国でした。
時間を取ってもっとゆっくりまわってみたいと思う国のひとつです。