Europe(旧)とAsia(新)のミックス
ひとつの国(都市)で旧い文化と新しい文化が混じり合うという話はよくありますね。
東京23区の東側と西側、旧市街と新市街など。
イスタンブールではここにさらにEuropeとAsiaという軸が出てくるので面白い。
Europe側ではガラタ橋を挟んで南側が旧市街、北側が新市街と呼ばれています。
旧市街はオスマン帝国時代の歴史的建造物を中心とした伝統的な観光エリア。
一方で新市街は遺跡に配慮した開発制限の無いオフィスやショップの活動が盛んなエリアです。
イスタンブールではボスポラス海峡を挟んだ西側Europeと東側Asiaでも趣が異なります。
Europe側の新市街に属するカラキョイと、Asia側の新興地域に属するカドキョイを比較するとわかりやすい。
カラキョイは外国で流行っているスタイルを持ち込んだ高級路線、カドキョイは地域の独自文化を洒落て発展させたリーズナブルな路線です。
飲食店をとってみても、カラキョイは格式高いレストラン、カドキョイはお洒落なカフェバーが目立ちます。
1つの都市で様々な文化を楽しむことができるのもイスタンブールの魅力のひとつではないでしょうか。